例えばカゼの80〜90％はウイルスが原因で、抗生剤は効きません。なぜかって？抗生剤はまたの名を『抗菌薬』といいます。つまり“菌を殺す薬”なんです。ウイルスに感染している人に菌を殺す薬を飲ませても、当然効くわけがありませんよね（ウイルスと菌は全く別の生き物です）。
たけ小では不要な抗生剤や、その他不要な薬は一切処方しません。もちろん必要な時は理由を説明した上で、必要な抗生剤等を処方します。お薬について疑問がある時はいつでも何でもお聞き下さい。
たけ小はどんな領域でも何でも診察が可能な医院です。
しかし重症度が高い病気、酸素投与が必要、継続した点滴が必要、点滴の抗生剤が必要、特別な検査が必要、ギプス固定、縫合、鼓膜切開、内視鏡、訓練士さんによる訓練や入院治療が必要など、たけ小での診察範囲を超えると判断した場合は、大きな病院やその領域に特化した医院への紹介のため紹介状をお書きします。たけ小の連携病院以外への紹介も可能ですので、お申し付け下さい。
子どもの治療はとっても大事。でも子どものことを見ているお母さんお父さんや、上の子下の子のこともまた大事。一緒の病気で苦しんでいる場合はなおさらです。年齢関係なく一緒に受診して頂くことも可能ですよ。